職人が解説!金仏壇の価値を100年保つ「総塗替え修繕」とは?費用と全工程のすべて

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職人が解説!金仏壇の価値を100年保つ「総塗替え修繕」とは?費用と全工程のすべて

職人が解説!金仏壇の価値を100年保つ「総塗替え修繕」とは?費用と全工程のすべて

「先祖から受け継いできた大切な金仏壇。長年の時間と共に、すすけて金箔も剥がれてきてしまった…。」
「ただ綺麗にするだけでなく、本来の価値を取り戻し、次の世代にもきちんと受け継いでいきたい。」
「でも、修理と言ってもどこに頼めばいいのか、費用がいくらかかるのか全く見当もつかない…。」

このようにお考えではないでしょうか。

お手元にある金仏壇は、単なる仏具ではありません。それは、塗装、金箔、木工、彫刻、金具といった日本の伝統工芸技術の粋を集めた「工芸品」であり、ご家族の歴史そのものです。

こんにちは。川崎市で70年以上続く仏壇店「新川崎雲山堂」で仏師三代目を務めます、青地直樹と申します。 私たちはこれまで、数多くのお仏壇、そしてお寺様の仏具の修復に携わってまいりました。

この記事では、そんなお仏壇の専門家である私たちが、金仏壇の輝きと価値を未来永劫に受け継ぐための最高レベルの修復技術「総塗替え修繕(そうぬりかえしゅうぜん)」について、その全貌を徹底的に解説します。

この記事を最後までお読みいただければ、以下のことが明確になります。

  • 「総塗替え修繕」と「クリーニング」の決定的な違い
  • 職人が行う修繕の全工程を解説
  • 費用の相場と、なぜ高価なのかという本当の理由
  • 後悔しないための、信頼できる修繕業者の見極め方

一生に一度の大切な修復だからこそ、正しい知識を身につけ、心から満足のいく選択をしていただきたい。そんな想いで、専門家の視点から余すところなくお伝えします。

第1章:そもそも「総塗替え修繕」とは?クリーニングとの決定的な違い

目次

お仏壇を綺麗にする方法として、大きく分けて「クリーニング」と「総塗替え修繕」の2つがあります。しかし、この2つは目的も内容も全く異なるものです。まずは、その違いを明確に理解することから始めましょう。

Q. 仏壇の「総塗替え修繕」とは何ですか?

A. 「総塗替え修繕」とは、お仏壇を一度すべての部品にまで完全に分解し、長年の汚れや古い塗装を特殊な技術で洗い流し、傷んだ木地を補修した上で、塗装、金箔押しなどの工程をすべて一からやり直す、最も高度で包括的な修復技術です。

職人の間では、敬意を込めて「お洗濯(おせんたく)」とも呼ばれます。文字通り、お仏壇を丸洗いして生まれ変わらせる、最高峰のメンテナンスです。

Q. 「総塗替え修繕」と「クリーニング」の決定的な違いは何ですか?

A. 最も大きな違いは、「お仏壇を分解するか、しないか」という点です。クリーニングはあくまで表面的な「掃除」の延長線上にあるのに対し、総塗替え修繕は内部構造にまで手を入れる根本的な「分解修理」です。

比較項目 総塗替え修繕(お洗濯) クリーニング
目的 新品同様の状態に復元し、次の50年、100年先へと価値を受け継ぐ。 日常的な汚れを除去し、一時的に美観を回復させる。
作業内容 完全分解し、洗浄、木地補修、塗装、金箔押し、金具修復など全工程を実施。 分解はせず、専用の薬品などで表面の煤や埃を拭き取る。
修復範囲 表面だけでなく、目に見えない内部構造(根っこの部分)の傷みまで修復。 表面の汚れのみ。内部の劣化や木地の傷みは修復不可。
費用目安 100万円~ ※お仏壇のサイズや状態で大きく変動 10万円~
期間目安 最低でも3~4ヶ月以上 数日~2週間程度
おすすめの方 ・金箔の剥がれや塗装の劣化が激しい
・部品の破損や歪みがある
・次の世代へ最高の状態で受け継ぎたい
・購入から年数が浅い(10~20年程度)
・傷みはなく、表面の汚れが気になる

相田みつをさんの「花を支える枝 枝を支える幹 幹を支える根 根はみえねんだなぁ」という詩があります。 お仏壇も同じで、扉の歪みや金箔の剥がれといった目に見える不具合がある場合、その内部、つまり根っこの部分には同等かそれ以上の傷みが隠れていることがほとんどです。

クリーニングで表面だけを綺麗にしても、内部の劣化は進行し続けます。50年、100年先を見据えるならば、この「根っこの部分」までケアできる「総塗替え修繕」が唯一の選択肢となるのです。

第2章:金仏壇の「総塗替え修繕」の職人が行う全工程を徹底解説

では、具体的に「総塗替え修繕」はどのように行われるのでしょうか。ここでは、伝統技法を受け継ぐ専門職人たちの仕事と共に、その全工程を順を追ってご紹介します。お仏壇の修復は、木地師、塗師、金箔押師、宮殿師、彫刻師、蒔絵師、飾り金具師で「七職(しちしょく)」と呼ばれる、各分野の専門家の連携によって成り立っています。

【工程1】お預かりと修復前の状態確認

まず、専門のスタッフがご自宅へ伺い、お仏壇の状態を拝見します。その後、丁重にお仏壇をお預かりし、工房へと運びます。工房では、修復前の状態を細かく写真に記録し、どの部分にどのような傷みがあるかを正確に把握します。この記録が、後の修復作業の重要な指針となります。

【工程2】解体・分解

ここからが職人の腕の見せ所です。お仏壇は、私たちが思う以上に多くの部品で構成されています。外扉、内障子、欄間(らんま)の彫刻、宮殿(くうでん)、柱、台座…。これらを、木材を出来るだけ傷つけないよう、くさびや古い釘を一つひとつ丁寧に取り外し、完全に分解していきます。 打ち付けられている飾り金具も、すべて慎重に取り外します。

この分解作業を丁寧に行えるかどうかが、最終的な仕上がりを大きく左右する、非常に重要な工程です。

【工程3】洗浄(洗い)

分解された各部品は、「洗い場」と呼ばれる場所で、長年蓄積された煤(すす)や埃、ロウ、線香のヤニなどを専門の薬品や洗浄剤を使って洗い流していきます。 木材の種類や汚れの種類に応じて薬品を使い分ける、経験と知識が求められる作業です。この工程を経ることで、木地本来の姿が現れます。

【工程4】木地補修(木地師の仕事)

洗浄によって綺麗になった木地は、木地師(きじし)によって細かく点検されます。 ここで、「腐れ」や「虫食い」、長年の湿気でスポンジのようにスカスカになった部分など、目に見えなかった内部の傷みが発見されることも少なくありません。

木地師は、傷んだ部分を削り取って新しい木材を埋め込む「木地寄せ」や、特殊な補強材で強化するなどして、お仏壇の骨格となる木地を健全な状態に蘇らせます。まさに、お仏壇の「外科手術」とも言える工程です。

【工程5】塗装(塗師の仕事)

木地が完璧な状態になったら、塗師(ぬし)による塗装の工程に入ります。金仏壇の塗装には、伝統的な漆塗りのほか、ピアノの塗装にも用いられる高級ウレタン塗り、神社仏閣で使われるカシュー塗りなど、お仏壇の種類やご予算に応じた様々な技法があります。

どの塗装方法であっても、下地塗り、中塗り、上塗りと、性質の異なる塗料を何度も何度も塗り重ねていきます。 刷毛の跡が残らないよう均一に塗り、それぞれの塗料に最適な温度・湿度が管理された専門の乾燥室でゆっくりと乾かします。

この気の遠くなるような作業を繰り返すことで、あの吸い込まれるような深みと艶のある塗りが完成するのです。

【工程6】金箔押し(金箔押師の仕事)

塗装が完全に乾いたら、いよいよ金仏壇のハイライトである金箔押しの工程です。金箔押師(きんぱくおしし)が、塗料を接着剤代わりにして、厚さ1万分の1ミリという極めて薄い金箔を、息を殺しながら一枚一枚丁寧に貼り付けていきます。

私たちが使用するのは、国内生産量の99%以上を占める「金沢金箔」。 熟練の職人の手によって寸分の狂いなく押された金箔は、お仏壇に荘厳な輝きを与えます。

【工程7】蒔絵・彫刻・金具の修復(蒔絵師・彫刻師・飾り金具師・宮殿師の仕事)

お仏壇を彩る各パーツも、専門の職人が修復します。

  • 蒔絵師(まきえし):漆で描いた絵柄に金粉や銀粉を蒔いて装飾する「蒔絵」を修復・再現します。
  • 彫刻師(ちょうこくし):欠けたり割れたりした欄間や柱の彫刻を、元のデザインに合わせて彫り直し、修復します。
  • 飾り金具師(かざりかなぐし):取り外した飾り金具の錆を落として磨き上げ、必要であれば鍍金(めっき)を施し、新品同様の輝きを取り戻します。
  • 宮殿師(くうでんし):お仏壇内部の宮殿(ご本尊様をお祀りする場所)の屋根や桝組みなど、複雑な構造部分の修復を専門に担当します。

これらの職人たちの連携によって、お仏壇の細部にまで命が吹き込まれていきます。

【工程8】組み立て(木地師の仕事)

すべての部品の修復が完了したら、最終工程である組み立てです。分解を行った木地師が、その構造を最も熟知している責任者として、一つひとつの部品を寸分の狂いなく組み上げていきます。

こうして、多くの職人の手を経て、お仏壇はかつての輝きを取り戻し、ご家族の元へと帰るのです。

第3章:なぜ「総塗替え修繕」は高価なのか?料金の内訳と本当の価値

これだけの工程を経て行われる「総塗替え修繕」は、決して安価なものではありません。しかし、その価格には、単なる作業費以上の深い理由と価値があります。

Q. 総塗替え修繕の費用相場はいくらですか?

A. お仏壇の大きさ、形状、傷みの状態によって費用は大きく変動しますが、一般的なサイズの金仏壇であれば100万円~300万円程度が一つの目安となります。もちろん、これはあくまで目安であり、正確な金額は専門家が実際にお仏壇を拝見し、詳細な見積もりを作成する必要があります。

費用の内訳と「本当の価値」

では、なぜこれほどの費用がかかるのでしょうか。その内訳は、主に以下の要素で構成されています。

  • ① 各分野の専門職人への「技術料」
    費用の大部分を占めるのが、これです。 木地師、塗師、金箔押師をはじめとする「七職」の職人たちは、長年の修行によって培われた、一朝一夕では真似のできない高度な伝統技術を持っています。この失われつつある貴重な伝統技術に対し、正当な対価が支払われるのです。
  • ② 最高級の「材料費」
    修復には、金沢の縁付金箔、良質な木材、そして漆やウレタン、カシューといった最高級の塗料が使われます。 これらの材料は、お仏壇の耐久性と美しさを100年先まで保つために不可欠であり、当然ながら高価なものとなります。
  • ③ 膨大な「作業工数」
    ご紹介した通り、分解から組み立てまでには数多くの工程があり、それぞれに膨大な時間と手間がかかります。特に塗装の乾燥など、時間を短縮できない工程も多く、最低でも3ヶ月から4ヶ月、場合によってはそれ以上の期間を要します。 この工数に対する費用も含まれます。

「総塗替え修繕」の本当の価値とは、単にモノを綺麗に直すことではありません。

それは、ご先祖様への感謝の気持ちを最高の形で表現し、家族の想いと共に日本の伝統工芸という文化遺産を、次の世代、さらにその次の世代へと受け継いでいくための、未来への投資なのです。

第4章:失敗しない!信頼できる仏壇修繕業者の選び方

「総塗替え修繕」は、高額な費用と長い期間がかかる、まさに一大事業です。だからこそ、心から信頼できる業者に任せたいもの。 ここでは、後悔しないために必ずチェックしていただきたい5つのポイントをご紹介します。

【ポイント1】創業年数と豊富な実績があるか

長年にわたって地域に根差し、事業を継続していること自体が、信頼の証です。 多くの修復を手掛けてきた実績は、様々な状態のお仏壇に対応できる高い技術力とノウハウを持っていることを示します。会社の歴史や、これまでの修復実績数などを確認しましょう。

【ポイント2】お仏壇だけでなく「寺院仏具」の修繕実績があるか

お寺の本堂にあるような大きな仏具の修復は、より高度な技術と専門知識が求められます。複数の寺院から依頼を受けているということは、仏事の専門家であるお寺様からもその技術力と信頼性が認められている何よりの証拠です。 これは、業者選びの非常に重要な判断基準となります。

【ポイント3】詳細な見積もりを提示し、内容を丁寧に説明してくれるか

信頼できる業者は、どこにどのような傷みがあり、どの工程にどれくらいの費用がかかるのかを考慮しながら複数の詳細な見積書を作成して、1つづつ丁寧に説明してくれます。ここで注意すべき点が2つあります。

  1. 見積書に「解体」の項目が明記されているか?
    「解体」と書かれていない修繕は、表面的な修理に過ぎません。 根本的な修復を行う「総塗替え修繕」には、必ず「解体」の工程が含まれます。
  2. 「追加費用が発生する場合があります」などの表記がないか?
    これは、業者の知識や経験不足の表れである可能性があります。 経験豊富な専門家であれば、お仏壇の状態を正確に診断し、追加費用が発生しない的確な見積もりを提示できるはずです。

【ポイント4】過去の修復事例を写真付きで公開しているか

修復事例の写真を沢山に公開しているかを確認しましょう。写真付きの事例が多数公開されているということは、それだけ多くの経験を積んでいる証であり、仕上がりに自信があることの表れです。また、お客様が写真の公開を許可しているということは、その仕上がりに心から満足している証拠とも言えます。

【ポイント5】地域での評判が良いか(直筆のアンケートや口コミ)

実際にその業者を利用したお客様の声は、最も参考になる情報の一つです。ホームページに掲載されている直筆のアンケートや、Googleマップなどの第三者による口コミを確認し、地域でどのような評価を受けているかをチェックしましょう。


お仏壇の状態をプロの目で確かめてみませんか?

これらのポイントをすべて満たす専門家を探すのは、簡単ではないかもしれません。新川崎雲山堂は、創業70年以上、三代にわたって仏壇・仏具と向き合い、数多くのご家庭、そしてお寺様の修復を手掛けてまいりました。

「うちの仏壇は、本当に修繕が必要なのだろうか?」
「まずは専門家の意見を聞いてみたい」

そうお考えでしたら、まずはお気軽にご相談ください。仏師三代目の私(青地直樹)がご自宅まで伺い、お仏壇の状態を丁寧に診断させていただきます。
→お仏壇の専門家に仏壇修繕について相談する(新川崎雲山堂 仏壇修繕 専用ページ)

第5章:金仏壇の修繕に関するよくあるご質問(Q&A)

最後に、お客様からよく寄せられるご質問にお答えします。

Q. お仏壇をきれいにするタイミングはいつが良いですか?

A. 基本的には、汚れや傷みが「気になったとき」が一番のタイミングです。 その他、ご法事やお盆、お彼岸などの仏事ごとや、ご自宅のリフォームや新築の際に「家が綺麗になるのだから、ご先祖様のお住まいも綺麗にしてあげたい」とご依頼いただくケースも多くございます。
実は、私自身が二級建築士の資格を持っておりますので、特に新築の際には、設計事務所様とのお打ち合わせに参加させていただくことも可能です。図面を拝見しながら、お仏壇の最適な納まりはもちろん、床の間、収納、畳、長押といった和室全体の意匠について、建築士としての目線からアドバイスをさせていただきます。これまでご家庭の仏間からお寺様の本堂まで、様々な和室建築に携わってきた経験を、お客様の理想の仏間作りにお役立ていただけ、大変喜ばれております。

Q. 修理にはどのくらいの期間がかかりますか?

A. 「総塗替え修繕」の場合、お仏壇をお預かりしてからお納めするまで、少なくとも3ヶ月から4ヶ月はかかります。 傷みの状態や修復内容によっては、それ以上の期間を要する場合もございます。

Q. 修理が終わった後、家のリフォームが終わるまで預かってもらえますか?

A. はい、可能です。多くの場合、お家のリフォームの方がお仏壇の修復よりも長い期間を要します。修復が完了したお仏壇は、お客様のご自宅が完成するまで、弊社にて責任を持って大切に保管いたしますのでご安心ください。

Q. 修理中、ご本尊様やご位牌はどうすれば良いですか?

A. ご安心ください。お仏壇をお預かりする際、私たちがご本尊様やご位牌を丁寧に梱包し、専用の箱にお納めします。 その箱は修理期間中、お客様のお手元で大切に保管していただけますので、ご先祖様と離れ離れになる心配はございません。 お仏壇があった場所に小さな机などを置き、そこにご安置いただく「仮祀り」という形でお祀りいただく場合も丁寧に安置させていただきます。

Q. 扉の歪みだけなど、部分的な修理もお願いできますか?

A. ご相談ありがとうございます。しかし、私たちの長年の経験上、扉のような目に見える部分に不具合がある場合、普段は見えない柱の歪みや台座の緩みなど、内部構造にも同等以上の傷みが隠れていることがほとんどです。 そのため、当店ではお仏壇を末永く安心してお使いいただくために、部分的な対症療法ではなく、お仏壇全体の状態を拝見した上での根本的な修復をおすすめしております。

Q. 見積もりをお願いするのに費用はかかりますか?

A. はい、当店ではお仏壇の状態を正確に診断するため、ご自宅までの距離に応じた出張見積り費用を頂戴しております。お見積りには職人ではなく、代表取締役である私、青地直樹が直接お伺いします。 私自身がお客様のお話をじっくりと伺い、お仏壇の隅々まで拝見した上で、最も適切な複数の修繕プランをご提案させていただきます。なお、お見積もり後に修繕をご成約いただいた場合、その見積り費用は修復代金から全額お値引きさせていただきます。最終的に修繕をお任せいただければ、お客様の実質的なご負担は0円となりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

まとめ:大切なのは、想いを未来へ繋ぐこと

今回は、金仏壇の価値を100年保つための最高レベルの修復技術「総塗替え修繕(お洗濯)」について、詳しく解説しました。

  • 「総塗替え修繕」は、完全分解して内部から修復する根本治療であり、表面的なクリーニングとは全く異なる。
  • 修復には「七職」と呼ばれる専門職人たちの伝統技術が結集されている。
  • 費用は高価だが、それは失われつつある日本の伝統技術と、お仏壇を未来へ繋ぐための価値ある投資である。
  • 信頼できる業者を選ぶには、「実績」「寺院の仕事」「詳細な見積もり」「事例」「評判」の5つのポイントが重要。

お仏壇は、ただ手を合わせるだけの箱ではありません。それは、家族の歴史を見守り、喜びも悲しみも共に分かち合ってきた、かけがえのない存在です。その輝きが失われつつあると感じたとき、それはご先祖様からの「そろそろ労ってほしい」というサインなのかもしれません。

「どこに相談すればいいか分からない」
「うちの仏壇は、どれくらいの費用がかかるのだろう」

そんな不安やお悩みを抱えていらっしゃるなら、どうか一人で悩まず、私たちお仏壇の専門家にご相談ください。

川崎の地で70余年、仏師三代にわたり受け継いできた知識と技術で、お客様の大切な想いを未来へと繋ぐお手伝いをさせていただきます。一生に一度の修復だからこそ、本物の技術を持つ専門家にお任せください。まずはお電話一本、お気軽にお声がけいただければ幸いです。

→お仏壇の専門家に仏壇修繕について相談する(新川崎雲山堂 仏壇修繕 専用ページ)


この記事の監修者

株式会社 新川崎雲山堂 体表取締役 青地 直樹

役職: 代表取締役 / 仏師三代目
経歴:
昭和24年創業の仏壇店「雲山堂」をルーツに持つ「新川崎雲山堂」の三代目。祖父、父の背中を見て育ち、幼い頃から仏壇・仏具に触れる。大学では建築学を専攻し、住宅デザインや動線計画を学ぶ。卒業後、家業を継ぎ、仏壇業一筋の道を歩む。経営者として悩んだ経験から「お客様の心に寄り添う」ことを経営理念の中心に据え、日々お客様と向き合っている。
保有資格:

  • 二級建築士
  • 仏事コーディネーター

お客様へのメッセージ:
「お仏壇は、特別なものではなく、日常生活の中に溶け込み、故人と共に暮らすための大切な場所です。私たちは、お客様が心から安らぎ、自然と手を合わせたくなるような、世界に一つだけの祈りの空間を創るお手伝いをさせていただきます。どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

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