世界に一つだけの祈りの空間を。私達の想いを形にするオーダーメイド仏壇の魅力

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世界に一つだけの祈りの空間を。私達の想いを形にするオーダーメイド仏壇の魅力

世界に一つだけの祈りの空間を。私達の想いを形にするオーダーメイド仏壇の魅力

「リビングに置きたいけれど、いかにも”仏壇”というデザインは避けたい」
「親から受け継いだこの仏壇、想いは引き継ぎたいけど今の家には大きすぎる…」
「私たちの家族の歴史や想いを、新しい形でこれからも大切にしていきたい」

大切な方を偲ぶための祈りの空間。しかし、既製品の仏壇を探す中で、ご自身の住まいやライフスタイル、そして何より「故人やご先祖様への特別な想い」にぴったりと合うものが見つからず、悩まれている方は少なくありません。

この記事では、そんなあなたのための選択肢、「オーダーメイド仏壇」について、その魅力から実現できること、費用、そして後悔しないための依頼先の選び方まで、仏壇製作の専門家が包括的に解説します。特に、ゼロから作るフルオーダーだけでなく、今ある想いを賢く受け継ぐ「セミオーダー」という選択肢に焦点を当てていきます。

この記事を最後までお読みいただければ、既成概念にとらわれない、あなただけの「世界に一つだけの祈りの空間」を創り上げるための具体的な道筋が見えてくるはずです。

この記事の要点(まとめ)

  • オーダーメイド仏壇は、デザイン、サイズ、素材を自由に設計し、住空間や個人の想いに完璧に調和させられる祈りの形です。
  • 既製品を元にカスタマイズする「セミオーダー」や、古い仏壇の部材を活かす「セミオーダーリメイク」なら、比較的コストを抑えつつ想いを形にできます。
  • 後悔しないためには、**「実績と事例」「ヒアリングと提案力」「職人の技術力」**の3つを基準に、信頼できる専門家を見極めることが最も重要です。
  • 最適な提案を受けるためには、ショールームへ行く前に、専門家を自宅に招き、実際の設置場所や部屋全体の雰囲気を見てもらうことが成功の鍵となります。

Q&A:そもそも「オーダーメイド仏壇」とは?

Q. オーダーメイド仏壇とは、具体的にどのような仏壇ですか?

A. オーダーメイド仏壇とは、お客様一人ひとりのご要望に合わせて、デザイン、サイズ、素材、機能などをゼロから、あるいは既製品を元に設計・製作する仏壇のことです。現代の多様な住空間やライフスタイル、そして故人やご家族の特別な想いを形にするための、最も自由な選択肢と言えます。

一般的に「オーダーメイド」と聞くと、すべてをゼロから作り上げる「フルオーダー」を想像されるかもしれませんが、実際にはいくつかの種類があります。

オーダーメイド仏壇の主な種類

種類 特徴 こんな方におすすめ
フルオーダー仏壇 デザイン、素材、サイズ、細部の彫刻まで、すべてをゼロから設計・製作します。 ・徹底的にこだわりたい方
・設置場所に特殊な制約がある方
・唯一無二のデザインを求める方
セミオーダー仏壇 既製品の仏壇をベースに、色や素材、一部のデザイン、寸法などを変更して製作します。 ・コストを抑えつつこだわりを実現したい方
・ベースとなるデザインは気に入っているが、部分的に変更したい方
セミオーダーリメイク仏壇 親から受け継いだ古い仏壇など、思い入れのある部材の一部を新しい仏壇に組み込んで製作します。 ・ご先祖様との繋がりや想いを受け継ぎたい方
・家の歴史を新しい祈りの空間に活かしたい方

特に私たち新川崎雲山堂では、お客様のご要望とご予算に柔軟にお応えできる「セミオーダー仏壇」と「セミオーダーリメイク仏壇」を得意としております。フルオーダーよりも費用を抑えながら、「世界に一つだけ」の価値を実現できるため、多くのお客様にお喜びいただいています。


なぜ今、オーダーメイド仏壇が選ばれるのか? – 3つの理由

近年、オーダーメイドという選択をされる方が増えています。その背景には、私たちの暮らしや価値観の変化が大きく関わっています。

1. 住空間との完璧な調和を求めて

かつて仏壇は、仏間や和室に置かれるのが一般的でした。しかし、現代の住まいはリビングが中心となり、フローリングの洋間が主流です。

  • マンションのリビングに合うデザインがない: モダンなインテリアの中に、伝統的なデザインの仏壇を置くと浮いてしまう。
  • 設置スペースが限られている: 家具の間にぴったり収まるサイズや、壁面に埋め込むような設計にしたい。
  • 家具と色調を合わせたい: 既存の家具と同じウォールナット材やナチュラルな木目で統一したい。

オーダーメイドであれば、こうした住空間に関するあらゆる制約やご要望に対応可能です。仏壇を無理に空間に合わせるのではなく、空間を構成する美しい家具の一つとして、完璧に調和させることができます。

2. 家族の歴史と想いを「受け継ぐ」ために

「家の建て替えを機に、仏壇も新しくしたい」
「リビングをリフォームするのに合わせて、祈りの空間も見直したい」

住環境の変化は、お仏壇のあり方を考える大きなきっかけとなります。その際に多くの方が抱くのは、「ただ新しくする」のではなく、「これまで大切にしてきた想いを、どうすれば未来へ繋いでいけるか」という切実な願いです。

  • ご先祖様から受け継いだご本尊やお位牌は、これからも大切に祀り続けたい。
  • 古い仏壇は処分したくない。この家の歴史が詰まった一部だけでも残したい。
  • 新しい住まいに合わせて、祈りの空間も気持ちよく整えたい。

こうした想いは、すべてをゼロから作り上げるフルオーダーよりも、今ある大切なものを活かす「セミオーダー」や「セミオーダーリメイク」だからこそ、より深く、そして現実的に実現できるのです。それは、単なるモノの買い替えではなく、家族の歴史を再編集し、次世代へと受け継いでいく尊い営みと言えるでしょう。

3. 宗教観や供養の形の多様化

「特定の宗派にこだわらず、自由に祈れる場所が欲しい」
「形式よりも、日々手を合わせ、心を繋ぐことを大切にしたい」

現代では、宗教に対する考え方や供養の形も多様化しています。オーダーメイド仏壇は、こうした価値観の変化にも柔軟に対応します。

  • 無宗教の方向けの「祈りのステージ」: ご本尊を置かず、遺影や思い出の品を飾るためのメモリアルスペースとして設計。
  • 宗派の様式は守りつつ、デザインはモダンに: 伝統的な内装のしきたりは踏襲しながら、外観は現代の住まいに合うシンプルなデザインに。
  • 手元供養との組み合わせ: コンパクトな祈りの空間に、遺骨を納めたオブジェなどを美しく安置できるよう設計。

大切なのは形式ではなく「偲ぶ心」。 オーダーメイドは、一人ひとりの心に寄り添った、自由でパーソナルな祈りの形を実現します。


オーダーメイド仏壇で実現できること【7つの具体例】

「オーダーメイドで、具体的にどんなことができるの?」という疑問にお答えします。ここでは、お客様の想いを形にした、無限の可能性の一部をご紹介します。

  1. デザインの完全な自由設計
    • 素材: 高級な黒檀や紫檀といった伝統的な唐木から、明るい雰囲気のオーク、ウォールナット、チェリー材まで、お部屋のインテリアに合わせて選べます。
    • 色: 家具の色に合わせたり、壁紙とのコントラストを考えたり、自由なカラーリングが可能です。
    • 形: シンプルな箱型から、曲線を生かしたモダンなデザイン、壁面に埋め込むビルトインタイプまで、あらゆる形状に対応します。
  2. サイズのミリ単位での調整
    • 「あと5cm低ければ、窓にかからないのに…」
    • 「この家具と家具の間に、寸分の狂いなく収めたい」
    • そんなミリ単位の要望にもお応えできます。お部屋の動線を妨げず、最も美しく収まるサイズで製作します。
  3. お持ちのご本尊・お位牌に合わせた最適な内部設計
    お客様が最も大切にされている、ご本尊(仏像や掛軸)やお位牌。これらをただ新しい仏壇に移動させるだけでは、寸法が合わずに不格好に見えたり、窮屈な印象になったりすることがあります。セミオーダーなら、「中身」を主役にした最高の舞台をあつらえることが可能です。

    • お手持ちのご本尊が最も荘厳に見えるよう、内部の天井高や奥行きをミリ単位で調整します。
    • お位牌の数や大きさに合わせて棚を設計し、将来増えることを見越して余裕を持たせることもできます。
    • お客様がお持ちの仏具(おりん、香炉など)がすっきりと収まるよう、棚のサイズを最適化します。
      これにより、ただ新しいだけでなく、魂の中心であるご本尊やお位牌が整然と美しく祀られた、心の安らぐ祈りの空間が生まれます。
  4. 機能性のカスタマイズ
    • お線香や数珠、思い出の品を収納できる引き出しを追加する。
    • 車椅子をご利用の方でもお参りしやすいように、台の高さを調整する。
    • 内部に間接照明を取り付け、幻想的で安らぎのある空間を演出する。
  5. 思い出の木材や部材の活用(セミオーダーリメイク)
    • 実家を解体した際に出た大黒柱や床柱の一部を、新しい仏壇の扉や内部の部材として使用する。
    • 親から受け継いだ古い仏壇の、見事な彫刻が施された欄間だけを活かし、他はモダンなデザインで作り変える。
    • まさに、家の歴史と家族の想いそのものを受け継ぐことができます。
  6. お手持ちの家具とのトータルコーディネート
    • リビングのテレビボードやサイドボードと全く同じ素材、同じデザインテイストで製作することで、後から置いたとは思えないほどの一体感を生み出します。
    • 作り付けの収納やクローゼットの中に設置する場合、お仏壇本体の扉をなくしてオープンな祈りのステージにするといった、空間と一体化する設計も大変人気があります。
    • 専門家がご自宅に伺い、既存の家具のデザインや色調を正確に把握することで、完璧なコーディネートが可能になります。
  7. 宗派の様式に沿った荘厳な設計
    • 浄土真宗の金仏壇や、各宗派で定められた宮殿(くうでん)の様式など、伝統的な決まり事を守りながら、お客様のこだわりを反映させることができます。
    • 仏事コーディネーターの資格を持つ専門家が、宗派による違いも丁寧にご説明しますのでご安心ください。

【気になる疑問を解決】オーダーメイド仏壇 Q&A

オーダーメイドを検討する際に、多くの方が気になる費用や納期といった疑問について、Q&A形式で分かりやすくお答えします。

Q1. 費用はどのくらいかかりますか?

A. 一概には言えませんが、既製品を元にする「セミオーダー」であれば30万円~、ゼロから設計する「フルオーダー」であれば150万円~が一つの目安となります。価格は以下の要素によって大きく変動します。

  • サイズ: 当然ながら、大きくなるほど価格は上がります。
  • 素材: 黒檀や紫檀などの希少な銘木を使用するか、一般的な木材を使用するかでも変わります。
  • 加工方法: 表面に厚い無垢材を貼る「厚板貼り」か、薄い木材を貼る「薄板貼り」かでも変わります。
  • デザインの複雑さ: 彫刻や象嵌(ぞうがん)など、職人の手仕事が多くなるほど価格は上がります。
  • 国産か外国産か: 部材の品質や加工精度、耐久性において国産のほうが優れている場合が多く、また、国産で使用している塗料・合板・接着剤は、国が定めた基準に従いJIS・JA表示【F☆☆☆☆】のものであり、お客様に安心して使っていただけるよう配慮してしている分価格も高くなる傾向があります。ちなみに、海外で生産された素材には、国内の基準が適用されないために、シックハウス症候群を引き起こす可能性があり注意が必要です。

最も大切なのは、ご予算の中で最大限のご要望を叶えることです。信頼できる専門家は、ご予算を伺った上で、素材や仕様を調整しながら最適なプランを提案してくれます。

Q2. 納期はどのくらいかかりますか?

A. 仕様にもよりますが、ご相談からご納品までおおよそ2ヶ月~6ヶ月が目安です。四十九日の法要に間に合わせたいなど、お急ぎの場合もまずはご相談ください。一般的な流れは以下の通りです。

  1. ご相談・ヒアリング(約1~2週間)
  2. デザイン提案・お見積もり(約1~2週間)
  3. ご契約・製作開始(約1.5ヶ月~5ヶ月)
  4. ご納品・設置

Q3. 宗派による決まり事はありますか? 詳しくなくても大丈夫ですか?

A. ご安心ください。多くのお客様は、仏壇や仏事に関する詳しい知識をお持ちではありません。私たち専門家が、お客様の宗派をお伺いした上で、ご本尊の種類や祀り方に関する決まり事を分かりやすくご説明いたします。その上で、どこまで伝統的な様式を取り入れ、どこにオリジナリティを出すかを一緒に考えていきますので、知識がなくても全く問題ありません。

Q4. どんな素材が選べますか?

A. 伝統的な黒檀、紫檀、欅(けやき)といった銘木から、現代の家具で人気のウォールナット、クルミ、タモ、メープル、サクラなど、多種多様な木材からお選びいただけます。また、木材だけでなく、ガラスや金属、アクリルといった異素材を組み合わせることで、より独創的なデザインに仕上げることも可能です。お客様のイメージに最も近い素材をご提案します。

Q5. 「こんな小さな要望、聞いてもらえるだろうか…」と不安です。

A. どうかご遠慮なく、どんな些細なことでもお聞かせください。「置く場所の問題であと1cm奥行を小さくしてほしい」「古い仏壇の中の思い出のこの彫刻部分を新しい仏壇に入れてほしい」といった小さなこだわりこそが、お仏壇への愛着を深めます。お客様の「想い」に真摯に耳を傾け、それを形にするのが私たちの使命です。


あなたの想いを、まずは専門家に話してみませんか?

ここまで読んで、オーダーメイド仏壇の魅力や可能性を感じていただけたでしょうか。
しかし、本当に大切なのは、カタログ上のスペックやデザインではありません。
「あなたの、そしてご家族の想いを、いかにして形にするか」です。

そのためには、まず専門家がお客様のご自宅へ直接お伺いし、お仏壇を置くお部屋の雰囲気、光の入り方、周りの家具とのバランスをその目で確かめることが不可欠です。そして何より、お客様の想いをじっくりとお聞きすることから、世界に一つだけの祈りの空間づくりは始まります。

新川崎雲山堂では、仏師三代にわたる経験と、建築士としての知識を活かし、お客様一人ひとりに最適なご提案をいたします。 無理な営業は一切いたしませんので、まずはお客様の理想や夢、お悩みをお聞かせください。

→世界に一つだけの祈りの空間について相談する(新川崎雲山堂 セミオーダー仏壇 専用ページ)


後悔しないオーダーメイド仏壇の依頼先を選ぶ3つのポイント

オーダーメイド仏壇の満足度は、「誰に頼むか」で9割が決まると言っても過言ではありません。高価な買い物で失敗しないために、以下の3つのポイントを必ずチェックしてください。

ポイント1:【実績】豊富な製作事例と「お客様の声」があるか

その業者がどれだけの実績を持っているかは、最も分かりやすい判断基準です。

  • 具体的な製作事例を見せてもらえるか: ホームページやカタログで、過去に製作したオーダーメイド仏壇の事例を多数公開しているか確認しましょう。デザインの幅広さや品質の高さを知ることができます。
  • お客様の顔が見えるか: 納品したお仏壇の写真だけでなく、お客様が一緒に写っている写真や、直筆の「お客様の声」が豊富にある業者は、お客様との信頼関係が厚い証拠です。

ポイント2:【提案力】こちらの想いを深く理解し、形にしてくれるか

オーダーメイドの成功は、業者とのコミュニケーションにかかっています。

  • 丁寧なヒアリング: 「どんなことでも話してください」という姿勢で、こちらの曖昧なイメージや想いを丁寧に聞き出し、整理してくれるか。
  • 専門家としての提案: こちらの要望をただ聞くだけでなく、「こちらの素材の方がお部屋の雰囲気に合いますよ」「これを使用すれば、将来的なメンテナンスが楽になります」といった、プロならではの視点でプラスアルファの提案をしてくれるか。
  • メリット・デメリットの説明: 「この素材は始めは美しいですが、使用するにつれて変色いたします」など、良い点だけでなく、正直にデメリットも伝えてくれる業者は信頼できます。

ポイント3:【技術力】職人の顔が見え、アフターフォローも万全か

長く使うものだからこそ、作り手の技術と購入後のサポート体制は重要です。

  • 職人の技術: どんな職人が作っているのか、その技術力やこだわりについて説明してくれるか。
  • 一貫したサポート体制: 設計から製作、納品、そして購入後の修理やメンテナンスまで、責任を持って対応してくれるかを確認しましょう。 「作ったら終わり」ではなく、何十年にもわたって寄り添ってくれる業者を選びましょう。

新川崎雲山堂の「セミオーダーリメイク仏壇」製作ストーリー【お客様事例】

【ご相談者】 川崎市幸区在住・Y様

【Before】ご相談時のお悩み
「実家を処分することになり、30年以上手を合わせてきた仏壇は、私達家族にとってはとても大切なものなのですが、今の自分達の家には大きすぎてどうしようか悩んでいました。」

【Step1】専門家によるご自宅訪問・ヒアリング
まず、私、青地直樹がY様の実家へ伺い仏壇を拝見しました。黒檀の立派な仏壇でした。

お話しを伺うと姉弟2人で現在は別々にお住まいであり、出来ればで姉弟それぞれが大切なお仏壇を引き継ぎたい気持ちがあるものの、現在の住まいにはサイズも雰囲気もまったく合わないとのことでした。
「仏壇そのものではなく、そこに宿る“家族の歴史”を受け継ぎたい」というお気持ちがひしひしと伝わってきました。

【Step2】ご提案:セミオーダーリメイク
そこで私たちがご提案したのが、1つの仏壇から2つの「セミオーダーリメイク仏壇」を製作です。

「ご実家のお仏壇は、全てを使うことはできません。しかし、ご両親が大切にされてきた仏壇の扉の黒檀無垢板の部分と障子の向かい合わせの鳳凰の彫刻。この部分だけを丁寧に取り外し、お姉様のお家に置く14号サイズ(高さ43cm)の仏壇には黒檀無垢板を活かし、弟様のお家に置く20号サイズ(高さ60cm)の仏壇には黒檀無垢板に加えて鳳凰の彫刻を活かしてはいかがでしょうか。そして、本体はリビングの家具に合わせてタモ材のライト色で製作します。そうすれば、お2人共それぞれ家族の思いを受け継ぐことと、サイズもデザインも生活と調和することが両立できます」

この提案に、Y様は「そんなことができるなんて!」と、大変喜んでくださいました。

【Step3】製作〜納品
熟練の職人が、ご実家のお仏壇から慎重に扉や彫刻を取り外し、新しい仏壇に収まるように丁寧に加工。並行して、お姉様用の14号と弟様用の20号の2つの仏壇本体を、タモ材厚板貼りで戸板は無垢板仕上げで製作しました。
そして約3ヶ月後、古い記憶を宿した扉及び彫刻と、新しい生命を吹き込まれた本体が一つになった、世界に一つだけのお仏壇が完成しました。

それぞれの仏壇の、色の濃い木材(黒檀)の部分が、30年以上お使いになっていた仏壇の扉の板や彫刻です。それぞれのお部屋に合ったモダンで小さめの仏壇に、ご家族の思いをしっかりと受け継いでおります。

【After】お客様の声
「実際にセミオーダーリメイク仏壇をお部屋に置いてみて、とてもすばらしいので感激しました。母が病気になり、もう泣かないと決めたのに、涙が出てしまうほどうれしかったです。ありがとうございます。」とのことで、これほど仏師冥利に尽きる言葉はありません。よろこんで頂き、そして感激して頂き、本当に良かったです。ありがとうございました。


まとめ:想いを形にする、それが私たちの使命です

オーダーメイド仏壇は、単にデザインやサイズを自由に選べるというだけのものではありません。それは、故人への愛、ご先祖様への感謝、そして家族の絆といった、目には見えない大切な「想い」を形にし、未来へと繋いでいくための特別な器です。

私の父は、かつて私にこう語ってくれました。
「私たちにできることがあるとしたら、『せめて気持ちだけでも、そのお客様にしっかり寄り添ってあげる』。そんな心を大切にして、お客様のご要望をお聞きし、アドバイスしてあげること。それが、我々に課せられた使命だと思う」

この言葉は、今も私たちの経営理念の核となっています。

既製品の仏壇では、あなたのその深い想いを表現しきれないかもしれません。もし少しでもそうお感じなら、どうか諦めないでください。私たち専門家は、あなたの想いにどこまでも寄り添い、それを最高の形で実現するためのお手伝いをさせていただきます。

日常生活の中に自然に溶け込み、見るたびに心が安らぎ、自然と手を合わせたくなる。 そんな、あなたとご家族にとっての真の「心の拠り所」を、私たちと一緒に創り上げていきませんか。


最高の祈りの空間づくりは、最高の専門家選びから

まずは、あなたの想いをお聞かせください。

私たちがご自宅までお伺いし、お部屋を拝見しながら、最高のお仏壇をご提案します。

→世界に一つだけの祈りの空間について相談する(新川崎雲山堂 セミオーダー仏壇 専用ページ)


この記事の監修者

株式会社 新川崎雲山堂 体表取締役 青地 直樹

役職: 代表取締役 / 仏師三代目
経歴:
昭和24年創業の仏壇店「雲山堂」をルーツに持つ「新川崎雲山堂」の三代目。祖父、父の背中を見て育ち、幼い頃から仏壇・仏具に触れる。大学では建築学を専攻し、住宅デザインや動線計画を学ぶ。卒業後、家業を継ぎ、仏壇業一筋の道を歩む。経営者として悩んだ経験から「お客様の心に寄り添う」ことを経営理念の中心に据え、日々お客様と向き合っている。
保有資格:

  • 二級建築士
  • 仏事コーディネーター

お客様へのメッセージ:
「お仏壇は、特別なものではなく、日常生活の中に溶け込み、故人と共に暮らすための大切な場所です。私たちは、お客様が心から安らぎ、自然と手を合わせたくなるような、世界に一つだけの祈りの空間を創るお手伝いをさせていただきます。どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

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