【専門家が解説】川崎市で仏壇処分するなら?費用と信頼できる業者の選び方

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【専門家が解説】川崎市で仏壇処分するなら?費用と信頼できる業者の選び方

「実家じまいをすることになり、大きな仏壇をどうしていいか分からない」
「川崎市のルールで、仏壇は粗大ごみとして出せるの?」
「先祖代々のものだから、罰が当たらないようにきちんと供養したい」

川崎市にお住まいで、親御様の施設入居やご実家の売却に伴い、このようなお悩みを抱えていませんか?

特に、ご自身が実家を離れて久しい場合や、仏事に関する知識に自信がない場合、「誰に相談すればいいのか」「費用はいくらが適正なのか」という不安は尽きないものです。

結論から申し上げますと、仏壇は単なる「家具」ではなく、手を合わせ続けてきた「礼拝物(れいはいぶつ)」です。そのため、単に捨てる(廃棄する)のではなく、今までの感謝を込めて「供養」を行う必要があります。

また、仏像や位牌などは手を合わせる対象となっていたものは「礼拝対象物」ですので、こちらは「閉眼供養(魂抜き)」を行い、しかるべき手順でお焚き上げ・処分をする必要があります。

この記事では、川崎市で長年地域の方々の供養に携わってきた「新川崎雲山堂」が、後悔しない仏壇処分の全知識を解説します。

表面的な情報ではなく、現場を知る専門家だからこそ語れる「真実」と、費用を抑えつつも心を込めた供養を行うための「具体的なノウハウ」を余すところなくお伝えします。


目次

1. 川崎市で仏壇を処分する7つの方法とメリット・デメリット

仏壇を処分する方法は一つではありません。大きく分けて7つの選択肢がありますが、それぞれに費用や手間、そして「心の納得感」が異なります。

ここでは、それぞれの特徴を比較し、あなたにとって最適な方法を見つけるための手助けをします。

仏壇処分方法 比較一覧表

各方法の特徴を表にまとめました。

方法 費用の目安 手間 安心感 特徴
① 菩提寺(お寺)に依頼 30,000円~150,000円+α 普通 最も格式高いが、供養(お経をあげてもらう)はしてもらえるが、処分は受けてない場合も多い。
② 仏壇・仏具店に依頼 25,000円~120,000円程度 供養と処分のプロ。費用・手間・安心感のバランスが最も良い。
③ 仏壇処分専門業者に依頼 15,000円~70,000円程度 安価だが、供養がオプション料金だったり、扱いが雑なケースも。
④ 自治体(粗大ごみ) 500円~3,000円(処分費用のみ) × 最も安いが、ご近所の目や「ゴミとして捨てる」罪悪感が大きい。
⑤ リサイクルショップ 不明 普通 買い取り不可のケースが大半。供養の有無が不明確。
⑥ 遺品整理業者 30,000円~100,000円程度(他の遺品整理費用に加算) 家財道具一式の整理には便利だが、仏壇単体だと割高になることも。また、きちんと供養してもらるのかは確認が必要。
⑦ 自分で解体して処分する 数百円~(工具・ゴミ袋代) × 工具代やゴミ袋代のみで済むが、解体の手間と「自分で壊す」心理的負担が非常に大きい。

なぜ「② 仏壇・仏具店」が最もおすすめなのか?

上記の表をご覧いただくとわかる通り、「費用」「手間」「安心感」のバランスが最も取れているのが、私たちのような「② 仏壇・仏具店」に依頼する方法です。

「③ 仏壇供養処分の専門業者」の注意点
近年増えている「不用品回収」や「処分専門」の業者は、一見すると料金が安く見えます。しかし、ホームページをよく確認すると、「処分の料金」と「供養(魂抜き)の料金」が別々になっていたり、供養がオプション扱いになっていることが少なくありません。
これはつまり、「供養をせずに、ただのゴミとして処分する」という選択肢が存在することを意味しています。

「新川崎雲山堂」の考え方
私たちは川崎の老舗仏壇店であり、「礼拝物」の専門店です。
当社では、お預かりする品物を「家具」や「廃棄物」とは考えていません。お客様が長年手を合わせてきた「礼拝物」として扱います。
そのため、当社の料金には最初から「供養料」が含まれており、供養しないという選択肢はありません
相見積もりは、金額の安いものを選ぶことに繋がりやすいためおすすめしません。「どのような扱いをしてくれるのか」という中身で選ぶことを強くおすすめします。


2. 仏壇処分にかかる費用の相場と内訳【2025年最新版】

「結局、いくら用意すればいいの?」
これは皆様が最も気にされるポイントです。ここでは、仏壇処分の適正価格と、料金の内訳について解説します。

費用相場:25,000円 ~ 120,000円程度

信頼できる仏壇・仏具店に依頼した場合、供養料や運搬費を含めた総額でこの範囲に収まることが多いです。

料金の内訳を知ろう

適正な見積もりかどうかを判断するために、料金の内訳を知っておきましょう。当社の場合は以下の3つの要素で構成されています。

  1. 「礼拝物」の費用: 仏壇、仏具、経机など、それぞれのサイズや量によって決まります。
  2. 「礼拝対象物」の費用: 仏像、掛軸、位牌、過去帳といった「閉眼(魂抜き)」をするものが、それぞれ何がいくつあるかによって決まります。
  3. 「出張引き取り費用」: 引き取り先の住所、必要なスタッフの人数(※場合によってはクレーン車手配などの特殊作業)によって決まります。

【重要】費用を賢く抑える2つのポイント

「費用は抑えたいけれど、サービスの質は落としたくない」という方へ、新川崎雲山堂だからこそご提案できる節約術があります。

  • ポイント1:店舗へのお持ち込み
    当社はネットだけの業者とは異なり、川崎市内に実店舗を構えています。お客様ご自身でお仏壇を当社までお持ち込みいただくことで、「出張引き取り費用」を節約することが可能です。
  • ポイント2:搬出のお手伝い
    大きな仏壇の場合、通常はスタッフ2名でお伺いする必要があります。しかし、もしお客様(力のある男性など)が搬出を一緒にお手伝いいただけるのであれば、スタッフを1名に減らすことができ、その分人件費を抑えるご提案が可能です。

※お見積りの際に「持ち込み希望」または「搬出の手伝い可能」とお伝えいただければ、柔軟に対応いたします。


3. 「魂抜き」とは? 浄土真宗の場合は? 供養の基礎知識

仏壇を処分する際、必ず耳にするのが「魂抜き」や「閉眼供養」という言葉です。専門用語を噛み砕いて解説します。

Q. 「魂抜き(たましいぬき)」とは何ですか?

A. 礼拝の対象になる品物から「魂」を抜き、ただの「物」に戻す儀式のことです。
正式には「閉眼供養(へいげんくよう)」やお性抜き(おしょうぬき)と呼ばれます。
仏像や掛軸を新しく購入した際や位牌を作った際には、魂を入れる「開眼供養(かいげんくよう)」を行っているはずです。魂が入ったまま処分することは、仏様を捨てることと同じになってしまうため、処分の前には必ずこの「閉眼供養(魂抜き)」を行い、お役目を終えていただく必要があります。

Q. 宗派によって作法は違いますか?

A. はい、異なりますが、当社では「仏教としての供養」として一律に承っております。
例えば浄土真宗では「魂」という概念がないため「魂抜き」とは言わず「遷仏法要(せんぶつほうよう)」を行いますが、「感謝を伝えてから処分する」という本質は変わりません。
当社の供養サービスは特定の宗派に限定せず、広く「仏教としての供養」として一律に承っております。ご理解いただければ幸いです。

Q. スタッフがお経を読むのですか?

A. いいえ、僧侶ではないスタッフが読経することは一切ありません。
当社では、必ず提携寺院の正式なご住職による読経・供養を行っております。形だけの供養ではなく、宗教的儀礼に基づいた本物の供養をご提供することにこだわっています。


4. 新川崎雲山堂の「こだわり」:なぜ選ばれるのか

川崎市・横浜市エリアで数多くのお客様に選ばれているのには、明確な理由があります。それは、私たちが「効率」よりも「尊厳」を重視しているからです。

こだわり①:「廃棄物」ではなく「礼拝物」としての梱包

多くの不用品回収業者は、仏壇を家具や廃材と同じように扱います。ひどい場合は、むき出しのままトラックに積むこともあります。
私たちは「礼拝物供養処分」を掲げており、引き取る品物は「ゴミ」ではないと定義しています。
搬出の際は、使い回しの毛布ではなく、毎回清潔な新しい資材(エアキャップやダンボール)を使用して丁寧に梱包します。ご近所の方が見ても、大切な荷物を運んでいるようにしか見えませんので、プライバシーの面でも安心です。

こだわり②:供養完了報告証には「寺院の承認印」

供養が終わった後、ご希望のお客様には「ご供養完了報告証」を郵送しています。
ここで重要なのは、単に自社の社判が押してあるものではなく、供養を行ってくださったお寺様の「承認印(お寺のハンコ)」が押されているという点です。
これは、誰が、どこで、確実に供養を行ったかという「証明」であり、お客様の安心の証です。

こだわり③:明朗会計と地域密着の安心感

「見積もり後に追加料金を請求された」というトラブルは業界でよく耳にしますが、当社ではお見積り時に提示した金額以外の不当な追加請求は一切いたしません。
また、川崎市に実店舗があるため、顔の見えるお付き合いを大切にしています。

[仏壇の供養処分に関するご相談は、新川崎雲山堂へ] 


5. 申し込みから供養完了までの具体的な流れ(ステップ解説)

初めての方でも安心してご依頼いただけるよう、お申し込みから完了までの手順を時系列で解説します。

STEP 1:お問い合わせ・仮見積り

まずはお電話またはウェブサイトからご連絡ください。
仏壇のサイズ(高さ・幅・奥行き)や種類、仏具の有無、礼拝対象物の有無と数などをお伺いし、その場で仮のお見積り金額をお伝えします。

STEP 2:引取り日時の決定・訪問

ご都合の良い日時を調整し、スタッフがお伺いします(お持ち込みの場合はご来店日時を決定)。
現地で実物を拝見し、最終的な正確な金額を提示いたします。寸法が事前情報と異なったり、事前情報以外の品物が追加されたりしない限り、仮見積もりと変わることはほとんどありません。

STEP 3:お支払い・梱包・搬出

金額にご納得いただけましたら、その場で代金をお支払いいただき、領収書を発行します。
その後、清潔な梱包材を用いて丁寧に梱包・箱詰めを行い、大切にお車へ積み込みます。

STEP 4:保管・合同供養法要

お預かりした仏壇は、供養の日まで専用倉庫で大切に保管されます。
4か月に1度程度のペースで、提携寺院のご住職をお招きし、正式な供養法要を行い、適切に処分いたします。

STEP 5:お焚き上げ・ご報告

供養後、法令に従って適切にお焚き上げ・処分を行います。
全ての工程が完了しましたら、ご希望の方に「ご供養完了報告証(寺院承認印付き)」を郵送にてお届けします。


6. よくある質問(FAQ)

お客様から頻繁にいただくご質問をまとめました。お問い合わせの前の参考になさってください。

Q. 見積もり金額が変わることはありますか?

A. お電話で伺ったサイズや内容と、実際の品物が大きく異なる場合(例:仏壇が事前に伺ったサイズより大きかった、引き取る仏具が大量にあった、引き取る礼拝対象物の数が増えた、経机・神棚・人形・写真など引き取る品物の追加があった、など)を除き、原則として仮見積もりとお支払い金額が変わることはありません。現地で実物を確認した上で、作業前に必ず確定金額をお伝えします。

Q. 位牌や遺影、神棚も一緒に処分できますか?

A. はい、すべて可能です。
仏壇、仏具、経机、神棚、神具、お札などは「礼拝物」としてお引き取りし、お寺の住職様による「供養」、神社の神主様による「お祓い」をそれぞれいたします。
また、位牌、仏像、掛軸、過去帳などは「礼拝対象物」として、お寺の住職様による「閉眼供養(魂抜き)」を行います。
どちらも大切に扱わせていただきますので、まとめてお任せください。

Q. ひな人形や五月人形も対応していますか?

A. はい、承っております。
お雛様の段飾り(スチール製の棚含む)や、ガラスケース入りの日本人形、五月人形の兜なども、お顔のある大切な品として供養処分いたします。

Q. 川崎市外ですが、対応してもらえますか?

A. はい、横浜市や東京都内の近隣エリアはもちろん、少し離れたエリアでも対応しております
出張引き取り費用は地域によって異なりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。


7. まとめ:仏壇処分は「感謝の心」を大切にする専門家へ

実家の片付けや仏壇の処分は、精神的にも肉体的にも負担がかかる作業です。
しかし、だからこそ「安さ」や「手軽さ」だけで業者を選び、後になって「もっと丁寧に扱ってあげればよかった」と後悔することだけは避けていただきたいと願っています。

私たち新川崎雲山堂は、単なる処分業者ではありません。
お客様が大切にしてきた想いごと引き取り、最後まできちんと責任を持ってご供養する、そのお手伝いをいたします。

もし、川崎市・横浜市・東京都内周辺で仏壇の処分にお困りでしたら、まずは一度ご相談ください。
強引な営業は一切いたしません。あなたの心の負担が少しでも軽くなるよう、親身になってアドバイスさせていただきます。

お電話一本で、概算の費用をお伝えできます。
また、直接のお持ち込みによる費用削減のご相談も歓迎しております。

☆無料相談・お見積りはこちら↓
[仏壇の供養処分に関するご相談は、新川崎雲山堂へ] 


この記事の監修者

株式会社 新川崎雲山堂 体表取締役 青地 直樹

役職: 代表取締役 / 仏師三代目
経歴:
昭和24年創業の仏壇店「雲山堂」をルーツに持つ「新川崎雲山堂」の三代目。祖父、父の背中を見て育ち、幼い頃から仏壇・仏具に触れる。大学では建築学を専攻し、住宅デザインや動線計画を学ぶ。卒業後、家業を継ぎ、仏壇業一筋の道を歩む。経営者として悩んだ経験から「お客様の心に寄り添う」ことを経営理念の中心に据え、日々お客様と向き合っている。
保有資格:

  • 二級建築士
  • 仏事コーディネーター

お客様へのメッセージ:
「お仏壇は、特別なものではなく、日常生活の中に溶け込み、故人と共に暮らすための大切な場所です。私たちは、お客様が心から安らぎ、自然と手を合わせたくなるような、世界に一つだけの祈りの空間を創るお手伝いをさせていただきます。どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

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